赤みがかった薄い白茶色をした勾玉です。穴は両面から穿孔されています。石の種類は不明です。断面は楕円形で、頭部から尾にかけてやや細くなっていく形状をしています。勾玉は主に縄文時代晩期〜弥生時代、古墳時代を通して作られましたが、江戸時代後期〜昭和初期頃に作られたものも存在します。本品は穿孔跡から判断して、古いものだと思われますが具体的な時代は不詳です。形状としては古墳時代に作られたものに近い形をしていますが、古墳時代の勾玉で本品のような石材の類例は少ないため、江戸後期〜昭和初期頃に作られた可能性もあります。勾玉は現代に作られた膨大な数の贋物が存在しており、判別には時代や地域毎の特徴を知っておく必要があります。アンティークディーラーでも平気で間違えますし、真贋の見解が割れる世界です。これから勾玉をコレクションしていきたい方、勉強用として如何でしょうか。アクセサリーとしても丁度良いサイズ感です。大きな欠けや割れはありませんが、尾の部分の先端に小さな剥離痕が見られます。古いものですので当然、細かい傷や汚れはございますのでご了承ください。サイズ:約28mm×15mm 厚さ:約8mm時代:古墳時代もしくは近代(江戸後期〜昭和初期)商品の情報カテゴリー : その他 > アンティーク/コレクション > その他商品の状態 : やや傷や汚れあり発送元の地域 : 東京都